忙しい毎日に追われ、心揺さぶられる感動もどこかに忘れてきてしまってはいませんか?そんな頑張っている皆さんに読んで欲しい感動の物語をご紹介したいと思います!実写映画化で一躍有名になり、日本アカデミー賞で話題賞を獲得した作品の原作となった「コーヒーが冷めないうちに」。作品名を聞いたことはあるけど内容まではわからない、実写映画は観たけど原作はまだ…小説も読んだけど感想を共有したい、そんな人たちに読んでいただきたいまとめ記事になります!実は、この「コーヒーが冷めないうちに」はシリーズ作品となっていて、映画化されたのは1作目と2作目を少し掛け合わせ内容をオリジナルに書き上げられた作品となっています。著者川口俊和さんのデビュー作となった小説で、シリーズ累計370万部を突破した人気作品となっています。世界中で翻訳されベストセラーとなり、世界のメディアでも多く取り上げられていました。さらに2023年待望の新作が発売となりました。コーヒーが冷めないうちにシリーズファンにはたまらない続編に期待値は爆上がりです。感動の物語で心を潤してみませんか?
シリーズ紹介
とある街の、とある喫茶店の、とある座席には不思議な都市伝説があった。その席に座るとその席に座っている間だけ望んだ通りの「時間」に移動ができるという
ただし、そこにはめんどくさい……非常にめんどくさいルールがあった
1.過去に戻っても、この喫茶店を訪れたことのない者には会うことができない
2.過去に戻ってどんな努力をしても現実は変わらない
3.その席には常に白いワンピースを着た女が座っている
4.その席に座れるのはその女が席を立った時だけ
5.過去に戻っても、席を立って移動はできない制限時間はカップにコーヒーを注いでから、そのコーヒーが冷めるまでの間だけ
喫茶店の名前は、フニクリフニクラ
あなたなら、これだけのルールを聞かされてそれでも過去に戻りたいと思いますか?
「コーヒーが冷めないうちに」のシリーズ作品は現在(2024年)5冊の作品が出版されています。第一作となる「コーヒーが冷めないうちに」は2015年に初版発行され話題となりました。斬新な設定やゆったりと流れる時間を楽しめるような文章に心温まる物語、忙しい現代人が忘れがちな思いを改めて感じさせてくれるような胸に刺さる作品です。そして、生きる事、幸せになる事、愛や友情を考えさせられます。難しい内容は無く、幅広い年代の人に刺さる物語の数々で、人に薦めたい書籍No.1となるはず。
読む順番は?
以下に紹介しているのが発行順に並んでいるので、ぜひこの順番で読んでいただきたいと思います。二作目「この噓がばれないうちに」は一作目から7年後のお話ですが、第四作目「さよならも言えないうちに」はその間(一作目の翌年)の出来事になっています。
第一作・『コーヒーがさめないうちに』2015年初版発行
第二作・『この噓がばれないうちに」2017年初版発行
第三作・『思い出が消えないうちに』2018年初版発行
第四作・『さよならも言えないうちに』2021年初版発行
第五作・『やさしさを忘れぬうちに』2023年初版発行
作品紹介
1.『コーヒーがさめないうちに』2015年初版発行
2.『この噓がばれないうちに」2017年初版発行
3.『思い出が消えないうちに』2018年初版発行
4.『さよならも言えないうちに』2021年初版発行
5.『やさしさを忘れぬうちに』2023年初版発行
レビュー記事は順次公開予定です。
著者について
著者 川口俊和さんは大阪府茨木市出身。1971年生まれ。脚本家・演出家としても活躍し、2010年には劇団音速かたつむりによる演劇ワークショップ用に書き下ろされた舞台「コーヒーが冷めないうちに」が初演されました。以降も何度か再演され、2013年3月に行われた公演が第10回杉並演劇祭大賞を受賞。2015年には同名小説として出版されシリーズ化しています。現在も川口プロヂュース代表として、舞台やYouTubeで活躍中。
2019年に上演された舞台版「コーヒーが冷めないうちに」がYouTubeで公開されています。
実写映画化も話題
第一作目「コーヒーが冷めないうちに」が人気を博し、実写映画化されました。この映画がきっかけで書籍にも興味を持たれた方も多くいたと思われます。主演に有村架純さんを迎え、脇を固める俳優陣も素晴らしい方々で、原作ファンにも愛される作品になったのではないでしょうか。原作の世界観を壊すことなく、さらに映像化という違った視点での美しさに感動の一言です。
ぜひ、書籍で、映画で、動画で「コーヒーが冷めないうちに」の世界で温まってください!